小さなアクアリウム【天の川】

天の川は、私たちの地球も含まれる
「銀河系」と呼ばれるたくさんの星の集まりです。
その中心方向を地球から見ているので、
たくさんの星が重なって、まるで川のように見えているわけですね。

それを表すために、
まず用意したのは縦横30cmという大きな平べったい容器。
そこに真っ黒な砂を敷き詰めて、
広大な「夜空」という舞台を用意しました。

そこへ星を散りばめていくわけですが、
今回使った素材は金色のボールチェーン。
そのボールチェーンのボールの部分だけを細かく切り離して使いました。
これはかなり手間のかかる細かい作業ですので、
くれぐれもお怪我のないように。
その小さな金色の粒を、川の流れを描くように、
程よくランダムに配置していきました。
ライトを当てるとキラキラと輝いて、
本当の星のようです。

その川を往来する織姫と彦星をイメージして、
白いメダカを泳がせています。
流れ星のようにも見えて、一石二鳥。
まさに天の川をそのまま再現したかのような素敵なアクアリウムが完成しました。

作り方は、本の99ページに詳しく載っていますので、
どうぞお読みくださいね。

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（アクアリンク株式会社代表 中川卓 監修）
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