No. 140
台東区にあるこの高級クラブに設置した水槽は、
幅1200mm 奥行き500mm 高さ600mmの海水魚水槽です。
海水魚の水槽は、
一般的には青いライトで照らすのが常識ということになっていますが、
ここでは敢えて白いライトで照らすことにしました。
これによって青い海らしさが減少することは確かですが、
逆にいやらしさのない、
透明感のあるアクアリウムになるという利点があります。
それと、青いライトよりも白いライトを使った方が、
魚の色味がはっきりと見えるということも見逃せない利点です。
ライトが色付きだと魚の色も演色されてしまいますが、
白いライトだと魚そのものの色が非常に鮮明に映るのです。
海水魚の水槽だから青いライトで照らさなければいけないという概念は
私たちアクアリンクにはありません。
その空間にどのようなアクアリウムが一番相応しいかを追求するのが
私たちアクアリンクのチャレンジなのです。
水槽の上部をフルオープンにすることによって、軽快感が生まれ、
店の中に水槽がドシンと置かれているというような
重たい雰囲気を感じさせない点にも注目です。
また、このように上部をオープンにしたアクアリウムの場合、
天井からライトを吊り下げるのが一般的なのですが、
こちらの場合は、天井にハロゲン球のダウンスポットライトを3つ増設しました。
天井埋め込みのダウンライトですので、
ちょっと見にはライトの存在が感じられず、
非常にすっきりと水槽が照らされる形になります。
これはご家庭のアクアリウムにもとても効果的なテクニックですので、
上部をオープンにしたアクアリウムをお考えなら、
ぜひご検討の上、私たちアクアリンクにご相談くださいませ!
ではまた!
小さなアクアリウム【夕焼け】