AQUALINK アクアリンク MAILMAGAZINE

【飾りを入れない水槽の魅力に迫る】

No. 107

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こちらは東京都港区麻布の某ダイニングバー。
店内のメインスペースに、アクアリンク製の2台の水槽が設置されています。
店の両サイドには壁に沿ってカウンターテーブルが配置されていて、
この間を仕切る形でこの2台が置かれています。
台の高さはあえて低く設定し、水槽自体の高さを高くしているので、
店内で圧迫感のないパーテーションとして機能しています。

水槽は、一般的には淡水の水槽なら水草や流木を、
海水の水槽なら砂や岩などを使って
水槽内を美しくデザインして仕上げるのですが、
ここの水槽では敢えてそういうデザインはせず、
中は空っぽの状態です。
魚も大型のものを、極めて少なめに泳がせているだけ。
ではどうしているのかというと、
泡をたくさん出して演出しています。

なぜそんな風にしたかというと、
ここにこの水槽が置かれる意味を考えたとき、
それは魚の鑑賞を目的としたものではないのですよね。
この水槽が担うのは、パーテーション機能とともに、
光るインテリアとして店内のムードを高めること、なんですよね。
そのため、水槽内にリアルな水中風景を作り上げるのではなく、
アクアリウムの持つ「透明感」だけを前面に打ち出した演出を施したのです。
ブルーライトと泡とほんの少しの魚で、
ちょっと宇宙っぽい世界観を描き出しました。
アクアリウムには、
魚を入れないなら入れないなりのカッコよさがあるのだということを、
よくわかっていただける事例ではないかと思います。
「アクアリウムにはたくさん魚が泳いでいるのが当たり前」
という価値観から抜け出せなくて、中途半端に魚を入れてしまって
コンセプトから外れた、
その場にちぐはぐなアクアリウムになってしまってもしょうがないですしね。

このようなものを作るとき、
お店側の人は基本的にアクアリウムついてはよくご存知でないことが多いので、
まずは私たちアクアリンクの方からご提案させていただくことが多いです。
ざっくりとイメージを伝えていただければ、
何パターンかの案をご用意させていただきますので、
それをご覧いただいた上で、あとは意見を交換し合って進めていきましょう。
ですので、
「アクアリウムを置くのがよいような気がするけど、
どんなものを置けばよいのかさっぱりわからーん!」という場合も、
まず私たちアクアリンクにご相談くださいね。

ではまた!

次回予告
小さなアクアリウム【夕焼け】

小さなアクアリウム【夕焼け】

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