No. 044
東京にある、とあるダイニングバー。
薄暗く照明を落とした雰囲気満点のそのお店には、
日々の仕事を終えたオトナたちが
お酒と食事と会話、そんな上質な時間で一日を終えるために
夜な夜な集まってきます。
ある日、この店のオーナーさんから
私たちアクアリンクは相談を受けました。
他の店との差別化を図りたいし、
無機質な店内に生き物が欲しいと思う。
だからアクアリウムを置きたいのだが、
店内にはどう考えてもそのスペースがない。
なんとかならないだろうか、というのが
オーナーさんからの相談内容でした。
置く場所がないのに置けと!
なんちゅう無理難題!
しかしやってみせましょう!
私たちは誇り高きアクアリンクですから!
私たちアクアリンクがさせていただいた提案は
誰も考えつかないようなサプライズなものでした。
なんと、「カウンターテーブルの下をアクアリウムにしちゃおう!」
もともとこの店には、
幅4mのオールガラス製の透明なカウンターテーブルがあり、
足もとが上から透けて見える造りになっていました。
そのカウンターテーブルの下を
アクアリウムにしてしまおうというわけです。
設置した水槽は、
幅はカウンターテーブルにぴったり合わせた4m、
奥行き50cm 高さ60cmの強化ガラス製の水槽です。
強化ガラスにしたのは、
お客さまが蹴っ飛ばしても割れないようにっていうこと。
ガラス製の透明なカウンターテーブルを通して、
上から鑑賞するタイプのアクアリウムです。
そして、照明は妖しいブルー。
その光がカウンターに座るお客さまの足もとを照らします。
そう、効果的な間接照明としても機能するというわけです。
一挙両得。私たちアクアリンクの得意技です。
店に入ってすぐ、
足もとがブルーのライトに照らされたカウンターバーが目に入るので、
演出効果満点。
ここは他の店とはちょっと違うぜ、な感じを醸し出します。
カウンターは特等席。
水槽の上面は完全にオープンになっているので、
透明なテーブルを通して魚たちの動きが手に取るようにわかります。
ダイニングバーを訪れるお客さまは
アルコールやお食事を楽しまれるのはもちろん、
空間の雰囲気や流れる時間の質まで求めています。
このアクアリウムはそのようなお客さまたちに
こんなところにアクアリウムが!というサプライズとともに、
真に上質な時間を提供してくれることでしょう。
さてここで、一つの疑問が。
このアクアリウム、高さが天板近くギリギリまであって、
手の入る隙間もありません。
どうやってメンテナンスするの?
実はですね、アクアリウムの下の床にローラーが仕込んであって、
床ごとガガーッと引き出せるようになっているのです。
だからメンテナス上も何の問題もなし。
こうじゃないと高クオリティのアクアリウムの維持はできません。
こういう細かいところまで抜かりないのが
私たちアクアリンクのデザイナーズ水槽なのです。
このように、
普通に考えるとアクアリウムなんて置けないと思われるような場所だって、
アイデア次第でなんとかなっちゃうのですよ。
床に埋め込んで上から眺めるアクリウムとかね。
本当に発想次第。
だから置く場所がないからといって諦める必要なんてないんです。
なんとかしちゃいますから、
ぜひ私たちアクアリンクにご相談ください!
ではまた!
小さなアクアリウム【夕焼け】