No. 030
今日は、趣味としての「アクアリウム」のお話です。
水槽の中で熱帯魚などの水生生物を飼育したり栽培したり、
そのための水槽環境を構築したり、
それを趣味にしている人たちは、実は日本に何万人もいます。
全世界では何千万人という話もあります。
意外に多いんです。
このようにアクアリウムを趣味にしている人を
「アクアリスト」と呼んだりします。
「アクアリスト」という言葉、辞書にもちゃんと載ってるんですよ。
アクアリストたちは、それぞれに自分の好きな魚を飼い、
好きな水草や海藻やサンゴなんかを育て、
好きなように水槽の中をデザインして楽しんでいます。
最初は水槽の中を小さい熱帯魚が行き交っているのを見るだけでも楽しいでしょう。
そこまでで終わり!その先は踏み込まない!っていうのももちろんアリ。
でもその先まで踏み込もうと思えば、
どこまでも奥深い世界が広がっていきます。
魚の種類は無数です。自分の好きな魚を追い求めてみてください。
中にはなかなか手に入らない魚もあるでしょう。
飼育がとても難しい魚もいるでしょう。
でもあなたがそれを追い求める限り、きっとそれはあなたの側で
あなたとともに生きる仲間になってくれることでしょう。
水槽の中のデザインもそうです。あなたの好きなようにしてください。
中の魚が生息している海の中をそっくりそのまま再現するように
岩や海藻を配置するのでもよいし、
あなたが描く理想的な水中世界をそこに創り上げるのもよいと思います。
繁殖にチャレンジするのも面白いですし、
以前のメルマガで紹介したグッピーみたいに
自分のオリジナルの模様の魚を追い求めてみるのも
やりがいのあることだと思います。
どういう生態系をそのアクアリウムに築き上げるのか、
全てはあなたの想い次第なのです。
さらにディープな世界になると、
同じ種類の魚でも沖縄でとれたものとフィジーでとれたものでは
希少性から所有していることのステータスが違ったり、
さらには岩や流木にだって、とれた場所によるブランドがあったりします。
一生飽きることのない、奥深い世界がそこにはあります。
そしてそうやって、お気に入りのアクアリウムを持つことができたら、
あなたの大切な人にそれを見せてあげてください。
友人、恋人、親戚、あるいはお仕事関係の大事な人とかにも。
自慢の種なのであれば、大いに自慢すればいいと思います。
(ただし嫌味にならぬように。嫌われますからね)
あなたの大切な人たちはきっと喜んでくれると思います。
苦労と成果を讃えてくれると思います。
趣味に注いだ熱意が報われる瞬間がそこにはあります。
全国にたくさんいるアクアリストたちと情報交換をしたり、
自慢をし合ったりというのもきっと楽しいですよ。
どうですか?
ゴルフ、車、スポーツ、手芸、園芸、その他いっぱい…
そういう趣味に勝るとも劣らない楽しみがアクアリウムにはあるのです!
むかしむかし、水槽は単なる飼育箱でした。
でも今は、豊かな趣味として私たちの生活を彩るものにもなっているのです。
さあ、あなたもアクアリストになってみませんか?
そしてそのお手伝いを、ぜひ私たちアクアリンクにさせてください!
ではまた!
小さなアクアリウム【夕焼け】