No. 018
水槽を単なる飼育箱ではなく、
上質なインテリアとして積極的に取り入れていこうというのが
私たちアクアリンクの提唱です。
しかし、インテリア効果を期待して置いた水槽であっても、
パーテーションとして設置した水槽であっても、
その水槽の中にはやはり生き物の世界があります。
魚たちは日々成長しながら水槽の中を行き交いますし、
水草や海藻だって、一日と同じ姿を保ってはいません。
ぱっと見、同じように見える魚たちだって、
それぞれに大きさや形や色や模様が違いますし、
岩陰にこそこそ隠れてばかりのがいたり、
びゅんびゅん活発に泳ぎ回るのがいたり、
水面をぷかーっと漂うのがいたり、
どいつが強いとか、弱いとか、
仲がよいとか悪いとか、
手をかければ元気でいてくれるし、手抜きすれば元気なくなるし、
老いたら死んじゃいますし、
でも新しい命も誕生したり、
自然界と同じような変化がアクアリウムにはあるのです。
犬や猫は飼い主に懐くけど、魚はねえ…
とお思いの方!
いえいえ、魚だってちゃんと懐くんですよ!
餌をあげると寄ってくるっていうのは想像できるでしょ?
そういう関係を築き上げていくと
餌がなくても寄ってきてくれるようになりますし、
語りかけると答えてくれたりもします。(たぶんです。テレパシーで)
かわいいものです。
関われば関わるほどかわいくなります。
そして犬や猫を飼うのと決定的に違うところは、
その環境まるごと、世界まるごとを身近に置けるということなのです。
陸上動物のことに置き換えれば、
サファリパークを持っているということと同じなのです!
これって実に素晴らしいことだと思いませんか?
水槽は単なる飼育箱ではありません。
しかしそこにある生き物の世界を放っておく必要もありません。
設置もメンテナンスもアクアリンクにお任せで、
あとはインテリアとして雰囲気を作ってくれればいいし、
機能を果たしてくれればそれでよい、
そういう考えでアクアリウムを置くことだってもちろん可能です。
しかしせっかくですから、
この地球に一緒に生きている仲間たちの世界を楽しみ、
その生き物たちとの関わりを楽しみ、
アクアリウムライフをよりよいものにしていただければなあと思うのです。
もちろん私たちアクアリンクは
数え切れないほどの水の生き物たちと一緒に過ごしてきていますので、
なにかあればお気軽にご相談くださいね!
ではまた!
小さなアクアリウム【夕焼け】