No. 098
今日は、別々の二つの場所に置かれたアクアリウムを一緒に紹介しちゃいます。
一つは有楽町の某クリニック、もう一つは東京都西東京市の個人のお宅です。
この二つ、ぱっと見は、片方は水草水槽、もう一方は海水魚水槽で、
全く別の水槽のような印象を受けるかもしれませんが、
実は共通している部分がたくさんあるのです。
水槽の基本的な構造は、キャビネットの上に水槽を載せ、
その上にトップカバーのついた3点構造だということは、
今まで繰り返し書いてきているのでもうおわかりですね?
でも、これら二つの水槽は、水槽の下のキャビネットを省略して、
既存のカウンターの上に直に置いています。
つまり水槽専用のキャビネットを必要としない設置方法を採用しているのです。
(トップカバーも外して、照明は天井から吊り下げています)
こういう作り付けの収納台やカウンターテーブルって、
どこのお家や職場にもありますよね。
でもそのスペース、有効に活用できてますか?
いろいろ物を置いちゃって、ごちゃごちゃになっちゃってたりしませんか?
そういうところをちゃちゃっと片付ければ、そこに水槽が置けてしまうんです。
もちろん自社工場完備の私たちアクアリンクでしたら、
ミリ単位できっちりサイズを合わせます。
キャビネットを省略できる分、コストもかなりお得になります。
ここで注目してほしいのですが、
この2台、本格的な機能を有した水草水槽と海水魚水槽であるにもかかわらず、
パイプや装置類が一切に見えず、とてもすっきり美しく仕上がっていますよね。
実は既存の台の内部に、必要な機器類が全てセットされているのです。
それをどうやって水槽と繋げているかというと、
台に穴をあけて、水槽と貫通させています。
アクアリンクの直置き型水槽が、すっきり美しく仕上がるヒミツはこれ。
ですから、キャビネットを使用しなくても、
キャビネット版と同等の高い性能を発揮する水槽になっているのです。
今ある台を利用して高品質な水槽を設置できるこの方法は
一般のご家庭にとてもオススメの方法です。
余談ですが、この西東京市のお宅、
もともとはご主人の趣味としてアクアリウムを始められたのですが、
今では奥さまやお子さんの方がむしろハマってしまっていて、
ご家族みんなの楽しみになっているのだそうです。
こういうお話を伺うと、私たちアクアリンクもとても嬉しいのです。
ではまた!
小さなアクアリウム【夕焼け】