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淡水魚【ブルーグラミー ゴールデングラミー】に迫る!

No. 130

 

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今日ご紹介する魚は「ブルーグラミー」。
東南アジアに生息する、10~15cmくらいの魚です。
その名の通り青い体色で、体の真ん中と尾ビレの付け根に大きな斑点があります。
ブルーグラミーは、「スリースポットグラミー」をいう魚の改良種なのですが、
この二つの斑点と、目玉とを合わせて「スリースポット」というわけです。
原種はこれほど鮮やかなブルーではないのですが、斑点は受け継いでいるのですね。

グラミーの仲間は、不思議な胸ビレを持っています。
とても細長く伸びていて、一見ヒレには見えません。昆虫の触角みたいな感じ。
すいーっと滑るような泳ぎ方は、他の魚にはない雰囲気を持っていますから、
水槽の中でも独特の存在感を示します。

昔から観賞魚として親しまれている丈夫な魚で、飼育はしやすいです。
同種間で多少の小競り合いはあるかもしれませんが、
基本的には温和な性格なので、ほかの種類の魚との混泳も可能です。
もし、ブルーグラミーのペアリングに成功したら、
面白いものが見られますよ。
ブルーグラミーは、オスが泡で出来た巣を作り、
そこにメスが産卵するのです。(バブルネストビルダーと言います)
魚によってさまざまな繁殖方法があって、本当に興味が尽きませんね。

スリースポットグラミーの改良種には、ブルーグラミーのほかにも何種類かの魚がいて、
今日はもう一種類、「ゴールデングラミー」というのもご紹介しておきましょう。
ゴールデングラミーは、その名の通り金色の体色をしています。
原種にある斑点は薄れてしまっていて、ほとんど目立ちません。
しかし、原種が一緒なので、その他の特徴はブルーグラミーとほぼ同じ。
原種が同じで、同じ形をしている色違いの魚たちばかり集めたアクアリウムというのも
コンセプトとしてはきっと面白いでしょうね。
ほかにもマーブル模様のやプラチナ色の品種もあるので、どうぞお楽しみください!

水槽のオススメは、もちろん私たちアクアリンクの「水草水槽」。
大きくなると15cmくらいになりますので、
水槽は60cm以上のものにしてあげましょうね。

ではまた!

次回予告
小さなアクアリウム【夕焼け】

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