No. 085
今日ご紹介する魚は「ハマクマノミ」。
映画「ファインディングニモ」で有名になった
「カクレクマノミ」と同じ、クマノミの仲間です。
西太平洋やインド洋の広い範囲に生息していて、
日本でも奄美大島あたりより南の海で見られます。
体長は10~12cmくらい。
綺麗なオレンジ色の魚ですが、メスは体が黒ずんでいます。
顔と体の間に、鉢巻かマフラーか頬被りみたいな感じで
太い白いラインが1本。
子どもの頃はこのラインが体の方にも入っていますが、
成長するにつれ消失します。
ちなみにハマクマノミも
カクレクマノミと同じく性転換する魚ですので、
つまりオスがメスになって体の色が変わるというわけですな。
クマノミの仲間なので、イソギンチャクと共生して暮らしていますが、
ハマクマノミが共生しているのは
タマイタダキイソギンチャクという種類のもの。
ですから、タマイタダキイソギンチャクと一緒に飼育すると、
イソギンチャクと戯れるかわいいハマクマノミの姿が見られます。
美しさとともに、このかわいさも人気の理由なのです。
ハマクマノミは餌付けも楽ですし、飼育は難しくはないのですが、
せっかくだからイソギンチャクと一緒に飼育したいですよね?
ということはつまり、
イソギンチャクが飼育できる水槽が必要ということになります。
イソギンチャクはかなり軟弱なヤツですので、
水槽にいろいろな工夫が必要になります。
もちろん、同じように難しいサンゴやクラゲも問題なく飼育できる
私たちアクアリンクの水槽なら心配はいりません。
一言「ハマクマノミとイソギンチャクを一緒に飼育したい」
とお伝えいただき、あとはアクアリンクにお任せくださいね。
ではまた!
小さなアクアリウム【夕焼け】