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海水魚【コバルトスズメ・シリキスズメ】の魅力!

No. 109

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今日ご紹介する魚は「コバルトスズメ」。
別名を「ルリスズメダイ」といいますが、
どちらにしてもその名が表す通り、全身が鮮やかなブルー。
大きさは5cmくらいのかわいらしい魚です。

小さな水槽に1匹だけ飼うという飼い方ももちろんよいのですが、
このくらいの大きさの魚だと大き目の水槽に群れで飼って、
群泳を楽しみたくなるものですよね。
海水魚水槽やサンゴ水槽は、
ブルーのライトで海中らしさを演出するのが一般的ですが、
その中に同系色のブルーの魚がたくさん泳いでいると、
色彩的にちぐはぐにならずに、アクアリウム全体に動きが出るようになります。
これがもし黄色い魚の群れだったら、
華やかだし面白いのだけど、
ちょっと落ち着きには欠ける感じになりますよね。
そこで、小さい魚をブルーに統一しておいて、
別の系統の色、例えば黄色系の大き目の魚を1匹泳がせるみたいにすると
その魚も目立つし、アクアリウム全体の色のバランスもとれるわけのなのです。

コバルトスズメに限らず、スズメダイの仲間たちも意外に縄張り意識が強くて、
同種や近親種同士だと喧嘩をします。
しかし、水族館などにはコバルトスズメの大群も見られますし、
私たちアクアリンクが手がけた水槽の事例でも
500匹のコバルトスズメを泳がせているアクアリウムをご紹介したことがありますよね。
だから、すぐ喧嘩しちゃう種類の魚でも、群れで飼うことは可能なんです。
ただ、どのくらいの大きさの水槽に何匹くらい入れたらよいのか、とか、
隠れ場所の作り方や混泳させる魚の種類など、いくつかポイントがあるので、
アクアリウム初級者の方がいきなりだと難しいかもしれません。
無理をせずに、まずは私たちアクアリンクにご相談くださいね。
このへんのノウハウがわかってくると、一気にアクアリウムが楽しくなりますよ。

それでもブルー一色の魚じゃ物足りないというあなたに朗報です。
コバルトスズメの体躯や鮮やかなブルーはそのままに、
尻尾のところだけ黄色いのがいるんです。
「シリキスズメ」といいます。
「尻黄雀」ですね。
黄色の部分はほんのちょっぴり、尾ビレのところだけなんですが、
この黄色が効果絶大!
ブルーライトのアクアリウムにうまく溶け込みながらも、
ブルーの真反対の色であるイエローが存在感を主張して、
1匹飼いならアクアリウム全体のワンポイントに、
群れで飼えば全体がかなり華やかな感じになります。
どちらをお選びになるかはご自由に!

ではまた!

次回予告
小さなアクアリウム【夕焼け】

小さなアクアリウム【夕焼け】

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