AQUALINK アクアリンク MAILMAGAZINE

【クラゲ水槽】

No. 090

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あの、本当に地球の生き物なのだろうかと疑ってしまうほどの
他の何にも似ていない神秘的な姿。
水族館で見る、さまざまな色のライトに体を染めて
ゆらゆらとたゆたうあの姿に惹かれて、
クラゲを飼育したいという人が年々増えています。

クラゲって、日本だとお盆のころに突然現れて、
1ヶ月くらいでどこかへ消えちゃうっていう印象ですよね。
他の期間は何をしているのかというと、
実は海底の岩に張り付いて生きています。
この時期のクラゲは、イソギンチャクのような形をしていて、
パッと見にはクラゲとはわからないかも。
ちょうど水温が高くなったこの時期に、ふわふわと海中を漂うようになるのが、
普段私たちが見ているクラゲの姿なんです。

日本近海の全てのクラゲが
そういうサイクルで生きているわけではありませんが、
少なくとも私たちがよく見かけるクラゲたちはそんな感じ。
でも、南の常夏の海のクラゲたちはまた話が別で、年中クラゲは獲れます。
ですので、私たちアクアリストも年中クラゲを楽しめるというわけです。

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ただし!
クラゲの飼育はそれなりに大変です。
普通に水槽内に岩礁をレイアウトして、他の魚と一緒に飼育する、
というわけにはいきません。
クラゲにはクラゲに適した水槽というものがあるのです。

まずクラゲの水槽は、岩や飾りを置かないで、
内部をつるんとさせておくのが原則です。
クラゲたち、そういう障害物に体を擦ったり、
引っかかって動けなくなってしまったりすると、弱ってしまうのです。
それから泡ぶくぶくも禁止。
強力なぶくぶくを受けると壊れてしまいますし、
それでなくても傘の中に空気が入ると自分で抜くことができずに、
そこから弱ってしまいます。
水が汚れると体が痩せて、これまた弱ってしまいます。
溶けちゃったりもします…
他の魚との混泳も難しいです。
あの通りのんびりしてるので、すぐ食べられてしまいます…
もともと寿命の短いクラゲ、上手に飼って、少しでも長生きしてほしいですよね。
もちろん私たちアクアリンクのクラゲ水槽は
これらの点を全てクリアした、クラゲにとって居心地満点の水槽ですので
何の心配もいりません!

ちなみに、
水槽の中のクラゲに、
あたかも優雅に踊っているかのように動いてもらうのって、
ものすごい高等な技術が必要なのです。
ヒントは「水流」なのですが、
それがわかっていたとしてもちょっとやそっとでどうにかなるものではなく、
ほとんどの業者はこれができないでいます。
せっかくですから、クラゲたちには美しく舞ってほしいですよね。
その点、私たちアクアリンクは、
能年玲奈さん主演の映画「海月姫」で、クラゲの水槽を担当したことでもわかるように、
クラゲを動かすことについてはトップレベルの技術を持っています。
だからアクアリンクのクラゲ水槽のクラゲたちは、
動きがひときわ美しいのですよ。

あなたもぜひ、私たちアクアリンクのクラゲ水槽で、
クラゲの魅力を満喫してください!

ではまた!

次回予告
小さなアクアリウム【夕焼け】

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