No. 100
本日ご紹介する魚は「バリリウス」(とその仲間)。
コイの仲間の淡水魚で、インドやタイなどに生息しています。
体調は10cmくらいで、
グレーメタリックに輝くボディには、
ダークブルーの横帯や斑点がいくつか並んでいます。
バリリウスは、
これまでにご紹介してきた、
特徴的な体型や派手な色彩の魚たちと違い、
私たち日本人にとって「フツーの淡水魚」と感じられるようなルックスです。
特に、日本の渓流魚の「ヤマメ」とよく似ています。
こちらはコイ科、あちらはサケ科なのに似てるって、
面白いですね。
もしあなたが、ポメラニアンより柴犬の方が好きなタイプなら、
あるいはアメショより日本の三毛の方がかわいいと感じるタイプなら、
バリリウスのこともとても気に入るのではないでしょうか。
バリリウスには何種類かの仲間がいて、
小さな青色のスポットが特徴的な、「バリリウス・パケリ」
スレンダーな体型が特徴の、「バリリウス・クリスティ」
最も美しいバリリウスと言われる「バリリウス・カナレンシス」
などなど、どのバリリウスも魅力的です。
バリリウスは、東南アジアの流れの速い川に棲んでいます。
流れの速い川に棲む魚は、泳ぎが下手だと流されちゃうので、
泳力がとても高いのです。
水槽の中でもビュンビュン泳ぎ回ります。
俊敏で豪快です。水槽の端から端まで、あっという間です。
ですから、できれば大きめの水槽で飼いましょう。
私たちアクアリンクの「水草水槽」で、
魚の泳ぐスペースを広めにとったレイアウトにするがオススメです。
しばしば勢い余って水槽から飛び出してしまうので、
バリリウスを飼育するには、上面を開放したタイプの水槽は不向き。
必ずしっかりと蓋をしてあげましょう。
ビュンビュン泳ぐ魚が水槽の中にいると、
とても活気のあるアクアリウムになります。
見ていて本当に痛快で楽しいですよ、
ただ、他ののんびりした種類の魚にとっては
ストレスの元になったりもするので、
混泳の相手はよく選んであげましょうね。
ちなみに、ヤマメだって水槽での飼育は可能ですから、
興味のある方はトライしてみてください。
ではまた!
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